毎年雪解けのこの時期は行者ニンニクの収穫期でもあるが、相変わらず転落事故が後を絶たず、
北海道でも既に3件の死亡事故が起こっている。
NHK札幌では注意喚起を促すために短い特集の中で「行者ニンニク採りの注意点」という事で地元の専門家のアドバイス伺った。
まずはニュース動画をご覧ください。
そろそろコロナも明けた頃という事で久々の海外リクエストにお答えしてヨーロッパアルプスのスキーに行って来ました。
地球温暖化、氷河縮小、雪不足、ウクライナ紛争、トルコ大地震、WBC…
逆風と追い風を受けて日本を後に。
今冬の北海道は寒い日が続いています。冬型の気圧配置は当然、雪もガンガン降らせてくれます。
お山はパウダー天国、スキーヤーたちは狂喜乱舞で発狂してます。
ここ数年は全国的に根雪が遅くなり、僕がガイドを始めた40年前に比べると1か月は遅れているのではないだろうか?そんな中でもムイネ山に至る豊羽から登る千尺高地は12月中旬にはなんとか滑れる山であった。笹スキーを覚悟していってみると…
今年で5年目、毎年この時期に恒例となった長野県小川山での北海道山岳ガイド協会有志による
クライミング合宿に参加して来ました。アテンドは若き国際ガイドの舟生ガイドとそのファミリー。錦秋の中、クライミングしまくり、焚火を囲んで酒飲みまくりの予定で行ったが、今年は全国的な寒波に見舞われ
雪の中スタートとなった。
写真は5月の芦別岳本峰を旧道から見たもの。
この山には特別な思い入れがあって
多い年には6回も行っている。
岩壁、岩稜、急峻な雪のルンぜ。
そのどれをも登り、滑り下るために通った。ユーフレ小屋に一週間も泊まり込んで登りまくり、途中で酒が足りなくなって買い出しに降りたこともあったな。
今回は10月初旬に新道から頂上を往復した。登頂回数は130回にあたる。
登山者憧れのコース、北アルプスの西穂からジャンダルム、奥穂高を経て北穂から大キレットを超えて槍ヶ岳まで縦走してきた。私自身、25年ぶり3度めの縦走であったがヘルメットの普及やトレランシューズ、ソロキャンプなど時代のキーワードを感じた感慨深い山行となった。
道南の島牧にある太平山(おびらやま)は高山植物愛好家にはエーデルワイスの咲く山として知られているが
対面にある道南最高峰にして
日本三百名山としても名高い狩場山のおかげで影が薄い。
また高山植物盗掘の被害に遭わぬようその存在をガイドブックにあえて載せなかったという理由からも訪れる登山者は少ない。
数少ないリクエストにお答えして薄利ボランティアで登ってきました。
日本一美しいナメ滝と言われる大雪山クワンナイ川の遡行に行ってきた。
雨具の出番もなく、ハッピーな3日間で夏を満喫した。
アポイ岳は日高山脈の南端に近く、かんらん岩という特殊土壌と襟裳岬近くで発生する霧に覆われる事が多いため標高810mと高くはないが
高山に近い条件を満たし、固有な高山植物の山として有名だ。
今回のリクエストはほぼ絶滅状況にあるヒダカソウ、そして天然記念物であるヒメチャマダラセセリという
国内ではアポイ岳にしか生息しない高山蝶を撮影したいという、ほぼ不可能なミッション!
果たして奇跡は…